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開業した理由

縁あってインド人の私が日本でインド料理のお店を開業させていただくことになりました。お店を開店した理由はいろいろあります。まずは正直なところ「生活するため」です。でもお金は生活するのに不自由がない程度にあれば、それ以上はいらないのです。心が貧しくならない程度のお金に恵まれればそれ以上は必要ありません。
それでは、なんのためにお店をやっているかと言えば、日本に住む皆さんに、おいしいインド料理を食べてもらいたいという理由からです。そして自分達が納得いくものをお客様にお出しするためには、やはり自分の店を開店する以外に方法がなかったわけです。ラニのインド料理は、どれをとっても「スローフード」です。一から丁寧に、心をこめて作っています。インド料理を食べたことのない方も、インド料理フリークな方もぜひ1度インド家庭料理ラニにおこしください。きっと「くせになる」と思いますよ。

素材の味を生かしたインド料理

スパイスや辛さの中に、本来その素材の持つ味が埋もれてしまわないよう、素材の味を生かしたインド料理をご提供しています。食材そのものについては、新鮮で質の高いものを厳選するのはもちろんのこと、完成した料理からは絶妙なハーモニーでそれぞれの素材の良さを味わっていただけるよう、細心の注意を払って調理しております。

チキン、マトン、ラム、野菜はすべて「生」

厨房にお入りいただければわかりますが、冷凍庫を置いていません。

鶏肉マトンラムは冷凍の肉は一切使用していません。肉は冷凍してしまうと、味が変わってしまうからです。インド家庭料理ラニではフレッシュな肉のみを使用しています。鶏肉の場合は1羽まるごとの状態で仕入れ、厨房で皮を取り除き、肉を切り分けています。ひき肉は厨房で、ミートグラインダーを使いひき肉に加工しています。生の肉ですので言うまでもないですが、すべて日本国内産のお肉を使用しています。

冷凍野菜を使用しておりません。できるだけ地元の野菜を使うように心がけています。また数十種類のインドを常備しております。豆カレーの、豆の種類は毎日違います。サラダのドレッシングは、新鮮野菜を使用した手作りドレッシングです。調理に使用する素材は厳選しています。ベジタリアン、マクロビオティックを心がけているお客様にも、ご満足いただけることと思います。ミントは家庭菜園で収穫したものを使用しております。

新鮮なスパイスを使っています

スパイスは、船便で日本にやってくることが多いです。そのため、店頭に並んだ時点で古くなってしまっている場合もあります。インド家庭料理ラニでは新鮮で香り高いスパイスを直接インドから買い付けています。そして、スパイスは輸入後3ヶ月以上経過したものは使用していません。

日本茶は新茶がおいしいと言われていますよね。スパイスも同様で、新鮮な方がより香りも高く、味もいいのです。また、日本茶はリーズナブルなものから高級品まで、木の品種や産地、1本の木の中でもどこの部分の茶葉なのか、など数え切れないほどの種類があると思います。スパイスも同様で同じターメリックやパプリカでもたくさんの種類があります。その中から最適なものを選んで使用しています。

スパイス スパイス スパイス

インド家庭料理ラニでは、 パプリカターメリックカイエンなどの基本中の基本のスパイスはもちろんのこと、日本では手に入りにくい、薬草・香草(ハーブ)やアーユルヴェーダに使用するような珍しいスパイスなど、おおよそ40~50種類のスパイスを常備しています。例えば、乾燥させた赤唐辛子(鷹の爪)だけでも4種類以上あります。日本でも、おなじみのコショウや、マスタードなどの「粒」(種)のスパイスも数種類ずつ揃えています。その多種多様のスパイスを、カレーの種類により使い分けています。

ヨーグルトとチーズは手作り

ヨーグルトとチーズは厨房で牛乳から手作りしています。

カレーを作り置きしない

料理は作ってから時間が経過すると味も香りも損なわれてしまいます。できたてが一番おいしいです。インド家庭料理ラニでは全てのカレーを、オーダーをうけてから作っています。またすべてのカレーのベースとなるソースはそれぞれ別々に作っています。インド家庭料理ラニは、いつご来店いただいても、できたての味と香りを楽しんでいただけます。

カレーは辛さの調節が可能

オーダーを伺う際にお好みの辛さをお伺いしますが、一度召し上がっていただいてからでも「辛すぎる」「もっと辛くしたい」などのリクエストがありましたらお応え致します。

カレーの種類によってもともとの辛さがかなり違いますが、ほとんどのカレーは辛さの調節が可能です。カレーによっては、もともとベースが辛いのでホットにはできてもマイルドにはできないカレーもございます。ご注文の際にご相談ください。そして更にカレーの「スタンダードな辛さ」は季節によって変えています。夏は辛く、冬は抑え気味になっています。これはインドでも同じですが、人間、夏は辛いものが食べたくなるからです。

快適な空間

お料理をおいしく召し上がっていただくには、勿論お料理自体が「文句なくおいしい!」ということがまず第一ですが、食器やグラス、カトラリー、店の内装、雰囲気、BGM、などお客様にとってお店が「快適な空間になること」が大変重要だと考えております。しかしながら、ハードだけが充実していても、それだけではダメです!その先のもう一歩、なによりもお客様に満足いただくためには、ホスピタリティあふれたサービスが大切と考え、常にお客様の立場にたったサービスを心がけております。

心をこめてつくる

実は料理人として1番大事なのはこれなのかもしれません。インド家庭料理ラニの料理にはたくさんの「愛」が入っています。みなさまにおいしいインド料理を提供し、そしてお客様に喜んでいただくのが、私の一番の喜びです。

こだわり

私はどこから来たのか?

私がめざすもの

インドカレーは自分でつくれ