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お祝いの日に食べるもの

インドの食文化は、信仰宗教行事と切り離して考えることはできません。 このページでは、インドの食文化の中でも特に「お祝いの日」に食べるものに関して取り上げます。

お祝いの日には甘いお菓子が欠かせません

ミターイ ドライタイプ

インドでは、お祝いのときには必ず「ミターイ」と呼ばれる、甘いお菓子を食べます。 ミターイにはいろいろな種類がありますが、牛乳と砂糖で作った半生ミルク菓子(味は練乳風味)に銀箔がついているもの(バルフィ)が代表的です。 ものすごく甘いのですが、スパイスも入っています。ナッツの入ったバルフィーもあります。 スイーツの専門店(日本で言ったらケーキ屋さんのようなもの)で箱単位で買います。 ともかくお祭りや、お祝い事にはこの甘いお菓子「ミターイ」は欠かせません。 ミターイの中でも、「モティチュールラドゥ」と呼ばれる甘いお菓子は、特に身内にお祝い事があった時などは必ず食べます。 「モティチュールラドゥ」はガネーシュ(象の神様)の一番の好物と言われています。

日本では、お祝いの席と言えばまずは「お赤飯」ですが、インドではそれは「甘いお菓子」なのです。 他に日本では「尾頭付きの鯛」などが祝膳の定番ですね。

モティチュールラドゥの作り方

ひよこ豆の粉(ベスン)を水で溶いて、それを日本でお好み焼きやタコ焼きに入れたりする「天かす」状態に揚げます。その天かすをシロップにつけて、団子にしたものが「モティチュールラドゥ」です。

引っ越し祝い 新築祝い

日本では引っ越しといえば「引っ越しそば」ですが、インドでは引っ越しや新築のお祝いは「キチュリ」や「ミティチャワル」と 呼ばれるピラフを作ります。また、お祝いの定番「モティチュールラドゥ」(甘い団子)も振舞われます。

ミティチャワル

ヒンディ語で、ミティは甘い、チャワルはご飯という意味で、つまりは「甘いご飯」です。 クミンシードと黒砂糖で味と香りをつけて、サフランか、ターメリックで色をつけた黄色いご飯です。 キチュリに比べるとカジュアルです。 甘いご飯というと違和感がありますが、おはぎもご飯ですから(ご飯よいうより餅なのかな?)日本にも同じような食文化があると言えるのではないでしょうか?

赤ちゃんが生まれたら

家に赤ちゃんが生まれたら、「モティチュールラドゥ」「キチュリ」「プーリ」 や「カラ(スージハルワ)」を食べます。

日本では、男の子が生まれたら、端午の節句にこいのぼりをあげますが、インドでは男の子が生まれたら、自宅の玄関に飾り物を飾るという習慣があります。

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