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チャツネとアチャールは、材料に必ずスパイスを使用するという点で、 インド及び周辺諸国特有の食文化と言えると思います。チャツネやアチャールとはどんなものなのか、 インドの食卓でどのように食べられているのか、ご紹介いたします。
野菜や果物の漬物。ピクルス。
もともとは、農作物が不作のときのための保存食(非常食)として作られたもの。
マスタードオイルをベースにスパイスも加えた漬物です。スパイスは食材によって配合が変わります。
2年以上常温で保存が可能です。
アチャールに加工される代表的な食材は、にんじん、しょうが、ししとう(唐辛子)、レモン、ライム、たけのこ、カリフラワー、マンゴー、
れんこん、梅の実、ひよこ豆など。また何種類かをミックスした、ミックスピクルスもあります。
日本で「○○定食」を注文すると、必ず小皿か小鉢に漬物がついてくると思います。 また、家庭の食卓においても日本の伝統的なメニューでは漬物は欠かせないものだと思います。 インドでも日本の漬物と同様に、アチャールは食卓にか欠かせないものとなっています。 食べ方も日本の漬物と一緒です。アチャールは瓶で保存しますが、その時たべる分だけお皿に出して、そのまま食べます。
ソース、あるいはジャムのようなもの。
サモサにはミントソース(ミントチャツネ)がつきものですが、これはチャツネの一種です。
また、ラニのサモサには、ミティチャツネ(イムリチャツネ)が添えられています。
ミティはヒンディ語で甘いという意味、つまり甘いソースです。
タマリンド(イムリ:豆科の植物)、
スパイス、砂糖、塩、などを混ぜ合わせて作られるソースです。辛味の強いチャツネもあります。
インドのチャツネは日本で言う「薬味」のようなものだと思います。
冷奴のおろししょうが、焼きそばの紅しょうが、お刺身のわさびという感じでしょうか。
インド家庭料理ラニではレストランメニューで、マンゴチャツネをご用意しております。
マンゴチャツネは、フルーツのマンゴから作られた甘いチャツネです。
ぜひご賞味ください。
マンゴチャツネは、ナンやチャパティにジャムのようにつけて食べたり、
サモサやパコラ(インド風てんぷら)の薬味として一緒に食べます。
日本では、カレーの味にコクや深みを出すために「チャツネを加える」というレシピがあるそうですが、 インドでカレーにチャツネを入れると聞いたことはありませんし、私自身も今まで入れたことはありません。 日本では、カレーに醤油、ソースやケチャップ、さらに驚く食材としては、チョコレートや納豆を加えるという話も聞きますので、 チャツネもそのひとつということなのかもしれませんね。 日本は、自国にいながらにして、世界のおいしい料理が楽しめる素晴らしい国だと思います。 これほど身近に各国料理店のある国はないと思います。 そのような環境が「料理のいろいろな楽しみ方」「自分流のアレンジ」を開発する基盤となっているのかもしれませんね。
タマリンドに砂糖を加えて作った タマリンドチャツネ です。パコラにつけて食べます。
甘いのでインドでは子供にも人気のソースです。白くて丸いものは、バナナをスライスしたものです。
このチャツネはとても手間がかかるので(5時間ぐらいかかります)日本で作っているインド料理店はないと思います。
実はラニでも特別な事情のあるとき以外は作っていません。