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ニューデリー交通事情

リキシャとオートリキシャ

とりあえず信号だけはかろうじて守っているけれど、デリーにおける「運転のローカルルール」は日本人には理解不能だ。

インドで車を運転するには、相当な度胸とテクニックが必要だ。 また、自分が運転することはもちろん無理だが、一緒に乗るのも相当な度胸が必要で、慣れるまでは、遊園地のジェットコースターのようなアトラクションより、よっぽどスリルを感じられる。

日本では、車のクラクションは月に何度かしか使わないような気がするが、インドでは必需品である。 とにかく鳴らしまくりだ。よって、幹線道路沿いはクラクションの鳴り響く音で、とてもにぎやかである。 ある意味、ものすごく活気がある。

でもそんな喧騒の中、大きな道路の真ん中に、悠然と牛が横たわっていたりするのだ。しかも何頭も。 でも、みんな全然気にしないで、普通によけて走っている。日本ではあり得ない光景だ。

リキシャは、動力が人力なので、まぁせいぜい乗っているのは3人ぐらい。 でもオートリキシャには乗れるだけ乗る。だいたいバイクだって、3人乗りはあたり前だ。 よく日本では自転車でみかける、前にも後ろにもお子様状態というアレである。

日本に帰ってくると「みんなが車線をkeepして走行している」という日本ではごくごく普通のことに、とても感動してしまうのだった。 成田から車に乗ると「日本に帰ってきたな~」と実感するのでした。 ニューデリーはその運転のローカルルールもスゴイのだが、渋滞もスゴイ。 その対策としては、地下鉄を建設中だがあまり決定的な対策とはなっていないようだ。

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