インド女性はみんな鼻ピアスしてるんですか?
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インド女性はみんな鼻ピアスしてるんですか?

そうですね。女性はみんな鼻ピアスしています。

ノーズピンと呼んでいます。 まず、女子は幼児のうちに、耳にピアスします。 今や日本の成人女性に限らず、最近は女子高生も耳ピアスはしていない人の方が少ないように感じますが、インドでは、就学前か小学校の低学年ぐらいでもうみんなあいちゃってます。 あいちゃっているのが普通なので、なぜあけるのかその理由は考えたことはないのですが、魔よけみたいな意味もたぶんあるんだと思います。

耳のピアス、以前は片方に1個づつあわせて左右合計で2個というのが普通でしたが、 ここ数年女性の間では、複数あけるのが流行しておりました。(デリー限定かもしれませんが) 片側に4個~5個たくさん空けるのです。最近は下火になってきたようです。

インドの花嫁さんと鼻ピアス

ノーズティカ

インドの少女は鼻の(自分から見て)左側にピアスをします。別に時期は決まっていなくて、 やりたくなったらやればいいという感じです。だいたい小学校の高学年ぐらいが多いようです。 鼻にピアスしないまま大人になってもかまわないのですが、結婚が決まったら必ずあけます。 なぜなら、花嫁さんには「ノーズティカ」が欠かせないからです。 日本で言ったら「文金高島田」「白無垢」みたいなものでしょうか? 花嫁と言ったらコレだし、花嫁を表すシンボルです。また、花嫁以外の人はまず文金高島田も、白無垢も着ないですね。 インドでは、「ノーズティカ」してなかったら花嫁じゃないし、多少地味な衣装でも「ノーズティカ」していれば、どこから見ても花嫁なのです。

そんなわけで、インド人の女性はもし鼻にピアスしていないのに結婚が決まったら、すぐピアスすることになります。 鼻ピアスは1回あけたらず~っとはずすことはありません。はずしておくと穴が塞がってしまうからです。 交換はちょっと面倒なので、耳のピアスのように、頻繁に交換はしません。 日本で、耳用のピアスがたくさん売っているのと同じように、インドではたくさんの鼻用ピアスが販売されています。 金でできているものが主流だと思います。石が入っているものもあります。大きさもデザインも本当にたくさんの種類があります。 一昔前は、大きめのノーズピンが流行っていましたが、最近は小さめの、あまり邪魔にならないようなものが流行っています。 年配のご婦人は、50円玉ぐらいの大きさでジュエリーがたくさんちりばめられた、迫力ノーズピンをしている方も多いです。

インドにおける男性のピアス

男子学生はピアス禁止です。男子ピアス禁止というより、学校が禁止しているのです。 高校生ぐらいになって、男子がオシャレとしてピアスをあけるって日本ではよくあることだと思うのですが、インドでは、もしあけたとしても、学校には絶対していくことができません。 (もちろん学校によるとは思いますが。)

以前は、男性のピアスはある特定のジャーティ(jati:生まれ、生業)の人がするもので、 それ以外の人はしないというのがインド的(ニューデリー近郊限定かもしれませんが)常識でした。 でも最近は、そういうコダワリはあまりないので、オシャレとして男性もピアスをしています。 日本人の成人男性に比べたら、インド人男性のピアス率はかなり高いと思います。 ちなみにインド家庭料理ラニのスタッフも全員あいちゃってます。 亡くなった父はとても固い人間だったので、もしこのことを知ったら、おそらくいい顔はしないでしょうね。

日本に限らずアメリカやヨーロッパでも、男性もボディピアス として鼻ピアスするのは珍しくありませんが、インドでは鼻ピアスは女性限定です。 ですから、インド人が鼻ピアスした男性を見ると、「スカートはいた男性」に遭遇したような気分になります。

穴をどうやってあけてるの?

最近は、インドでも病院で鼻用ピアッサーで穴をあけることが多いようです。 病院以外では、鼻ピアスを販売しているアクセサリーショップであけてもらえます。 インドでは鼻にピアスをすることは、一種「おめでたい」ことで、ショップではお金は取りません。 銀でできた針金であけます。「こ、これでやるんですか?(汗)」という感じです。 外側から針金を差し込んでいきます。お祈り付です。内側の皮を貫通するときが一番痛いです。 その針金をそのまま輪にして「穴が完成するまで、このままにしておいてね。」で終わりです。 針金がそのままで、かなりワイルドです。

インドで売っている鼻ピアスはポストが太いものが多いです。 実際に鼻の外側に出る装飾部分と、まっすぐのポストがつながっているというスタイルのものが多いです。 耳に普通にするピアスと形は似ています。鼻ピアスの場合はポストが空洞になっています。 その空洞になった部分に鼻の内側から、シルバーでできたピンを差込みます。

ピンの形は、画鋲を小さくして(円形の部分は3mmぐらい)、針の部分を長くしたような感じです。 このピンでピアスが抜けないように固定します。ピンが金でできていて、ネジ式になっているものもあります。 高価な石のついているピアスの場合はネジになっていることが多いようです。 慣れるまでは、付けたりはずしたりがかなり面倒です。コツをつかめばすぐできるようになります。

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